
● キーワードには2つの種類がある
・商品名・会社名キーワード
・悩み、一般名称キーワード
ASPアフィリエイトで注目するキーワードは何よりもまず、
成果報酬につながりやすい、商品名、
会社名をキーワードの柱として考えます。
特にアフィリエイト初心者は慣れるためにも、
商品名・会社名をキーワードにして進めましょう。
ただ、いくら売れる商品でも、
ライバルサイトが強い場合、この商品名、会社名ではなく、
商品の購入に結び付く悩み、
一般名称キーワードを柱にしてサイトを作成します。
それぞれのキーワードには下記のような特徴があります。
・商品名・会社名キーワード
検索数:少
成約数:高
・悩み、一般名称キーワード
検索数:多
成約数:低
検索者(お客様)のニーズが強い場合は
”悩み、一般名称キーワード”から”商品名・会社名キーワード”
の方に流れていきます。
● 商品名・会社名キーワードを狙う場合
◇ メリット
・成約率が高い
検索を商品名で調べてくる訪問者は、
すでにその商品を知っていて、
購買意欲を持って調べていることが多いために
必然的に成約率が高くなってきます。
・検索の上位表示しやすい
そのキーワードをサイト名や記事名にしているライバルも
少ない場合が多いため、検索上位表示しやすい。
・記事の内容をまとめるのが簡単
記事作成時にその商品の特徴、効果、
口コミなどを広告主の販売サイトや、
Yahoo!知恵袋などの悩みサイトで調べてまとめていきます。
このように”調べて、まとめる”ことが作業のメインになります。
なので比較的に簡単に記事を作成できます。
◇ デメリット
商品の販売終了、会社が倒産してしまった場合などは当然広告終了となり、
自分のそのサイトからの成約報酬は”ゼロ”となってしまいます。
その商品の情報に興味を持って集まるキーワードという性質上、
その商品が販売終了すればそのサイトの役目も
同時に終了することになってしまいます。
社名SEOには代替広告がないという
リスクがあることを理解しておいてください。
このように、商品名、会社名キーワードは
成約率は高いですが広告終了のリスクも付いてきます。
また販売終了ではなくても、報酬単価が下がってしまう場合も同じく、
下がった分だけ稼ぎ高も下がってしまいます。
◇ 商品名・会社名キーワードで狙いたいプログラム
・知名度があること
(テレビCMをやっている、芸能人や有名人を使って広告を出している)
テレビCMでよく見る
「WEBで検索」や「続きはWEBで」
というクロスメディアの力はかなり大きなものがあります。
テレビなどのメディアに出ている商品や
サービス名は多くの検索数があり、
さらにそれを検索する人は
”商品の事が気になっている人”なのです。
アフィリエイターとしてはこの流れに乗って
成果報酬を取っていくことを常に心がけましょう。
芸能人をイメージキャラクターに
起用しているような商品はこの流れが特にすごいですよ。
ここで注意することは、商品名・会社名キーワードでも
優先するのは知名度の大きさです。
さらに、報酬単価が高ければより大きく稼げます。
知名度の高い企業の商品は積極的に狙って
大きく稼ぐことを目指しましょう。
● 悩みキーワードでサイトを作る場合
◇ メリット
・検索数が多い
商品名・会社名キーワードと違って、
その悩みを抱えている人すべてが
検索してくる可能性があるので、
相対的に検索数が多いということになります。
・アフィリエイトする商品の範囲が広い
その悩みを解消できる商品であれば、
なんでもそのサイト内で紹介できます。
あるキーワードで来るであろう訪問者の想いを読み、
それによってどんな商品をアフィリエイトするかという、
戦略を立てることができます。
また広告主による広告終了時に
代わりの広告探しも簡単にできるでしょう。
◇ デメリット
・成約率が低い
この悩みキーワードを検索している人は、
商品購入が目的という人ばかりではないのです。
それこそ他のアフィリエイターがキーワードの
調査をしているだけかもしれませんし、
情報を収集するためだけで来ていることだってあり得ます。
そのような人はあまりアフィリエイトリンクをクリックしないし、
もし、したとしても商品の購入はないでしょう。
これらの事から、結果として成約率は低くなってしまいます。
・訪問者(お客様)の興味を引き、納得させるコンテンツが必要
キーワードが持つ悩み X 商品が持つ解決方法 X 伝え方(文章や画像)= 成約
その商品に強い興味をまだ持っていない訪問者も多いため、
商品の特徴を強く打ち出したり、悩みなどの解決法を先読みして
その解決法を提案する必要があります。
サイト作りでは、商品名・会社名キーワードよりも
訪問者の気持ちを強く動かすために商品情報のまとめ方や、
画像でのインパクトの与え方に工夫をしましょう。
・訪問者(お客様)の求めるものを考える
キーワードが持つ悩み X 商品が持つ解決方法 X 伝え方(文章や画像)= 成約
訪問者(お客様)は必ず何かを知りたいという
欲求を持ってサイトにやってきます。
その訪問者の欲求が何なのか、
それをくみ取ることを強く意識してサイトを作りましょう。
訪問者(お客様)が求めるコンテンツを提示して、
アフィリエイトリンクで誘導する。
お客様自身が納得できる情報がサイトにあれば、
そこに貼られている広告で
紹介されているものが気になり、クリックして
販売サイトに入っていく可能性も高くなります。
これがキーワードをフォローできるアフィリエイトサイトの構成であり、
悩みキーワードでの誘導記事作成における最大のポイントです。